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決勝で高校の後輩の田丸翠を破って東日本代表となった。一方、名人戦東日本予選では相手のミスを誘うスタイルを身につけた太一が快進撃を続けており、準決勝で須藤との対戦が決まる。一方の名人戦は際どい取りで太一がモメる事が多かったが、最後に読まれた札を巡って新が自分の取りだと主張したことで太一はあっさり引いて、3枚差で新が辛勝した。周囲が呆れるほどの猛勉強で急激に成績を上げて行くが、高校生活最後のクイーン戦参加に散々迷った末に「やりたい事」と「やりたくない事」を両方頑張るという無謀ともとれる挑戦で臨む。太一の告白を断った結果、太一の突然の退部に因る動揺から自身も調子を崩し、最後の高校選手権大会を前に休部。

アルゼンチン 代表 ユニフォーム 33巻の173首にて、夏の全国大会の後、長らく新の告白の返事をしていない事に気づき、今の自分の思い（かるたで世界一になりたいという気持ち）を伝えた。 BSでの最終回は、加藤ら4人が視聴者への別れの挨拶と最終回となる旨の告知をしている。但し、新の時とは違い、直ぐに断りの返事をしている。試合を問わず、対戦中は周りの声が耳に入らない程勝負に集中するタイプで、終わるとその場で白目を剥いて目を開けたまま眠る事が多い（但し、直ぐ起きる）。試合開始直後にエネル・卒業後の進路として教職員を目指し、高校競技かるた部指導者になりたいという夢を自覚。全国大会準決勝で敗退するも新率いるチームとの3位決定戦では新を自ら破って3位となる。挑戦者決定戦では西日本代表の結川桃と対戦し、2連勝でクイーン戦挑戦者となった。 “勝てば決勝T進出決定のオランダ、ガクポ弾で先制もエクアドルに追いつかれドロー”.

また、祖母が読手となるクイーン戦出場に燃え完全覚醒した理音に千早も苦戦。新を好きだと自覚する様になった千早も、告白されるが事実上回答を保留する。 キャプテンとして太一の分までチームを率いるという自覚のもと高校選手権に挑む。同日の西日本予選では新が、村尾を下して決勝に勝ち上がった新鋭のかるた製造会社天狗堂社員の小石川秀作に思わぬ苦戦を強いられていた。音楽だが、学校の成績は学年順位を下から数えた方が早い程に悪い。 すべてのタイトルの可能性が消滅、1月を1勝4分4敗の成績で終えた。 クイーン戦挑戦者東日本代表となってからは元クイーンの猪熊遥が練習相手となり、猪熊の夫のテレビ局のプロデューサーの依頼でテレビ出演をするようになるが、本気で芸能活動するつもりはないため、本気で芸能活動をしている姉の千歳に煙たがられている。 クイーン戦東日本予選には同世代の選手に加え、出産により出場を断念した猪熊に代わり競技者復帰しエントリーしていた桜沢翠と二回戦で対戦した千早は競り勝ち、そして準決勝では山城理音と対戦する。

祖父の死を機に競技かるた界を離れた新も二人の活躍に触発されて競技復帰する。競技かるた界では東日本女子の有力選手として注目されつつある千早、将来の名人候補筆頭と目される新に対し、運に見放されるなど中々頭角を表せずにいた太一は名人・ ついに太一から告白された千早は、その想いに応える事が出来ない。 しかも新入部員を迎える最中、学業への専念を理由に退部届を出す太一に動揺した千早は、かるたに集中出来なくなり、休部を宣言する。中日スタヂアム二十年史（1968年、中日スタヂアム発行）… その後行われた決勝戦では、太一と千早がそれぞれ勝利した事で東日本代表となった。